黒にんにくのすごい効果効能とは?含まれる成分やおすすめの食べ方を解説
「黒にんにくは体に良い」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
にんにく自体、「滋養強壮」「疲労回復」といった効果が知られているので、黒にんにくが体に良いこともイメージしやすいでしょう。
ただ、具体的にどんな効果があるのか知らない方も多いはずです。
今回は、
- 黒にんにくとはそもそも何なのか知りたい
- 黒にんにくが体にいいと言われている理由を知りたい
- 黒にんにくのおすすめの食べ方を知って効果を実感したい
といった方に向けて、「あきたしらかみにんにく」の生産者である『株式会社gella』のスタッフが、黒ニンニクの効果やおすすめの食べ方について解説します。
黒にんにくは白にんにくを熟成発酵させることででき、通常のにんにくよりも栄養素が豊富に含まれることが特徴です。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、黒にんにくのすごい効果を知ってくださいね。
本記事のポイントは次の通りです。
【本記事のポイント】
- 黒にんにくは白にんにくを長期間熟成発酵させてできたもの
- 黒にんにくは高い栄養価を誇り「精力増強」「老化防止」といった効果がある
- 生で食べたり効果を高めてくれる食品と一緒に食べたりすることがおすすめ
- 黒にんにくは適切に保存すると長期間食べられる
- 炊飯器を使えば自宅でも黒ニンニクを作れる
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ちなみに、株式会社gellaでは、あきたしらかみにんにくを使った高品質な黒ニンニクを生産しています。
気になる方はぜひお試しください。
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黒にんにくで健康的な毎日を楽しみましょう
【目次】
- 黒にんにくは白いにんにくを熟成発酵させたもの
- 黒にんにくは体に良い効果をもたらす健康食品
- 黒にんにくの効果的な食べ方
- 黒にんにくは長期保存できて長く味わえる
- 黒にんにくを食べる際は「におい」と「食べ過ぎ」に注意
- 黒にんにくは炊飯器を使って自宅でも作れる
- 黒にんにくを食べて体に良い効果を実感しよう
黒にんにくは白いにんにくを熟成発酵させたもの
「黒にんにく」という名前は聞いたことがあっても、実際どういうものなのか分からない方も多いでしょう。
黒にんにくは、通常の白にんにくを長期間熟成発酵させて作ります。
温度は70℃前後、湿度90%程度の密閉された空間で、3週間~1ヶ月程度熟成。
会社では専用の大型機械を使って、長期熟成させることが一般的です。
黒にんにくの固さや味は、にんにくの種類や熟成期間、熟成環境などによって異なります。
白にんにくがメイラード効果で黒にんにくになる
真っ白なにんにくが真っ黒に変わる際に「メイラード効果」という効果がはたらきます。
【メイラード効果とは】
高温の環境で、糖とアミノ酸が化学反応を起こして褐色に変色する現象。食品の風味や香りを変えるはたらきもある。
たとえば、パンをトースターで焼くとこんがり茶色になり、いい香りがしますよね。
肉や魚を焼くと焦げが付くこともあります。
パンの変色や焦げはメイラード効果によるものなのです。
通常140℃程度の高温で起こりやすいメイラード効果ですが、100℃以下の低温でも長期間かければ反応が進みます。
白にんにくでメイラード効果を促すことで、黒く変色し風味や栄養素が変化するのです。
黒にんにくの特徴は高い栄養価と食べやすさ
白にんにくを熟成発酵して作る黒にんにくですが、最大の特徴は栄養価の高さにあります。
白にんにくに比べアミノ酸(アルギニン)や、ポリフェノールの含有量が大幅に増加。
にんにく特有の成分であるSーアリルシステインも、白にんにくの10倍以上に増えます。
熟成の過程で栄養素が大きく増加するため、より健康にいい食品として注目されているのです。
また、糖分の変化やメイラード反応によって甘みや風味が増し、ドライフルーツのような感覚で食べやすくなることも特徴です。
黒にんにくは体に良い効果をもたらす健康食品
黒にんにくは、白にんにくを熟成発酵することで作られると解説してきました。
黒にんにくが注目を浴びているのは、何といっても体への良い影響が期待できるためです。
ここでは、にんにくが体にもたらす良い影響について詳しく解説します。
黒にんにくに含まれる栄養素と体への効果
白にんにくも「滋養強壮」や「疲労回復」といった効果が十分に期待できる食品です。
白にんにくがもつ、体に良い影響について解説した記事はこちらです。
黒にんにくは、作られる過程で栄養素が何倍にも増加します。
作るのには1ヶ月程度の長期間を要しますが、体への良い効果は抜群。
白にんにくよりも、さらに健康的な体作りが期待できるのです。
黒にんにくに含まれる主な栄養素と、体にもたらす良い影響は次の通りです。
栄養素 | 体への効果 |
アルギニン(アミノ酸の一種) | ・免疫機能アップ ・血流の促進 ・傷を治りやすくする ・筋肉の成長や脂肪減少 |
Sーアリルシステイン | ・抗酸化作用で老化防止 ・抗がん作用 ・動脈硬化や糖尿病を防ぐ |
ジアリルトリスルフィド | ・免疫機能アップ ・抗酸化作用で老化防止 ・血行促進 |
ビタミンB1 | ・効率的なエネルギー生成 ・神経系の安定 ・消化器系の健康維持 |
ビタミンB6 | ・血糖値の調整 ・赤血球の生成で貧血予防 ・脂質の代謝 |
ポリフェノール | ・抗酸化作用で老化防止 ・動脈硬化など血液系疾患の防止 ・抗炎症作用 |
アルギニンやポリフェノールは白にんにくの数倍、Sーアリルシステインは黒にんにくにすることで10倍以上の含有量になることがわかっています。
「自然のサプリ」と呼ばれるほど、栄養価の高い黒にんにく。
ぜひ一度試して、「免疫力アップ」「血液の健康」「老化防止」といった効果を実感してみてはいかがでしょうか。
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黒にんにくで健康的な毎日を楽しみましょう
男性にはホルモン分泌や精力アップの効果が
黒にんにくは豊富な栄養素で、男性特有の悩みも解決してくれるでしょう。
男性が黒にんにくを継続的に食べることで、次のような効果が期待できます。
【男性への良い効果】
- 男性ホルモンの分泌を促して筋肉や骨が強くなる
- 血液の流れをよくして精力が高まる
- 疲労回復やストレス解消
黒にんにくの抗酸化作用でホルモンの分泌が整えられ、「テストステロン」という男性ホルモンの分泌を促す効果があると、いくつかの研究で示されています。
【テストステロンとは】
いわゆる男性ホルモンと呼ばれるもの。男性らしい体の成長を促すホルモンで、筋肉の成長や骨密度の維持、体脂肪の蓄積抑制といった効果がある。
また、テストステロンの分泌や血流改善によって、精力アップも期待できます。
精力が高まることで、疲労感が軽減されたり、精神的な安定感が保てるでしょう。
また、ED(勃起不全)にも効果があるとされています。
女性には美肌や老化防止といった効果が
黒にんにくは、女性にも嬉しい効果を発揮します。
たとえば次のようなものがあげられるでしょう。
- 美肌を保つ助けになる
- 老化を防いで若々しくいられる
- 血流促進で体の冷えを解消する
黒にんにくに含まれるSーアリルシステインや、豊富なポリフェノールは、強力な抗酸化物質です。
酸化ストレスは、シミやシワ、たるみなどの肌トラブルの原因となります。
黒にんにくの抗酸化作用で、老化を防ぎ、若々しい肌を保つことができるでしょう。
また、黒にんにくには「プロリン」や「リジン」といった、コラーゲンの素となる成分も含まれています。
継続して食べ続けることで、コラーゲンが豊富に作られ、潤いのある肌を保てるでしょう。
黒にんにくには、血行促進の効果もあるため、冷え性の解消にも効果があります。
がんの予防も期待されている
白にんにくに豊富に含まれる「アリイン」という成分は、がん予防の効果が期待されています。
アメリカでは1990年代から研究が進められ、国立がん研究所においてにんにくは、「がんになる危険性を少なくする効果があるもっとも重要な食物」であると証明されました。
ガン予防に効果のある食品群(デザイナーフーズ・ピラミッドを参考に作成)
アリインは黒にんにくになると、「Sーアリルシステイン」や「ジアリルトリスルフィド」といった成分に変化。
どちらの成分も強い抗酸化作用や免疫力の向上により、がん細胞の増殖や転移を防ぐことが期待されています。
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黒にんにくで健康的な毎日を楽しみましょう
黒にんにくの効果的な食べ方
黒にんにくの体に良い効果を十分に得るには、どのような食べ方が効果的なのでしょうか。
ここでは、健康食品としての黒にんにくの効果的な食べ方について解説します。
効果的な食べ方は次の通りです。
- 生のまま食べる
- 効果を高めてくれる食品と一緒に食べる
- 毎日継続して食べる
生のまま食べる
黒にんにくは長期熟成して作られた発酵食品であり、調理せずにそのまま食べられます。
逆に加熱して食べると、一部の栄養が失われ、体に良い効果が半減してしまう可能性があるでしょう。
料理に使うときも、できるだけ生のまま加えることがおすすめです。
効果を高めてくれる食品と一緒に食べる
黒にんにくにはさまざまな効果があることを解説しましたが、一緒に食べることでさらに効能を高められる食品があります。
黒にんにくと一緒に食べることがおすすめの食品は、たとえば次のようなものです。
食品 | メリット |
オリーブオイル | 抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンEが、抗酸化作用や抗炎症作用を高める。 |
ブロッコリー | ビタミンC、ビタミンK、葉酸、抗酸化物質などが免疫力アップや炎症の軽減を助ける。 |
ほうれん草 | ビタミンKが黒にんにくの血行促進を助け、鉄分が貧血の予防になる。 |
ささみ肉 | タンパク質が筋肉の成長を助け、ビタミンB郡がエネルギー生産を促す。 |
ハチミツ | ハチミツにも抗菌作用や抗酸化作用があり、黒にんにくと相乗効果を発揮する。 |
ヨーグルト | 善玉菌が黒にんにくの免疫力向上を助け、特に腸内環境の改善に役立つ。 |
「免疫力向上」「抗酸化作用」「エネルギー生産」「筋肉の成長」といった、黒にんにくと同じような効果がある食品は相性がよく、相乗効果が期待できます。
黒にんにくだけで食べても十分効果がありますが、日々の食事で食べ合わせを意識してみてはいかがでしょうか。
適量を毎日継続して食べる
黒にんにくに含まれる体にいい成分は、継続して摂取することで持続的に効果を発揮します。
免疫力や血管系の健康を保ったり、常に進む老化を防ぐためには、適量を毎日食べ続けることが大切です。
ちなみに、黒にんにくは1日1~2片程度が適量です。
黒にんにくは長期保存できて長く味わえる
黒にんにくは発酵食品であり、白にんにくより長期保存できる特徴があります。
腐る心配なく、長く味わえるのは黒にんにくの魅力のひとつです。
保存方法によって保存可能な期間は変わるため、自分に合った方法で適切に保存しましょう。
保存方法 | 保存期間 | 注意点など |
常温保存 | 1~2ヶ月程度 | ・新聞紙やキッチンペーパーで包むと、ゴミや湿気から守れる。 ・日光を避けて涼しく風通しのよい場所がおすすめ。 |
冷蔵保存 | 3~6ヶ月程度 | 長期保存すると水分が牛なられて固くなる可能性もあるため、ジップロックなどで密閉して保存する。 |
冷凍保存 | 1年程度 | ・ガチガチに凍らず、常温に戻してすぐに食べられる。 ・ジップロックで密閉するとより品質が変わりにくい。 |
毎日食べることを考えると、十分な保存可能期間があるため、品質の低下や腐る心配はほとんどいりません。
黒にんにくを食べる際は「におい」と「食べ過ぎ」に注意
黒にんにくは白にんにくと比べて甘みがあり、においもおさえられているため、食べやすいことが特徴です。
ドライフルーツ感覚でパクパク食べられるでしょう。
ただ、「アリシン」といった特有の刺激成分が、完全になくなっているわけではありません。
白にんにくと同じように、黒にんにくも食べ過ぎると腹痛や下痢を起こしてしまう可能性があります。
食べる量を1日1~2片、多くても3片程度にして、コツコツ継続して食べることが健康的な効果を得る秘訣です。
また、白にんにくよりもかなりにおいは抑えられていますが、やはり独特な風味は残っています。
食べたあとのにおいが気になる方は、リンゴジュースや牛乳といった食品でケアすることがおすすめです。
食べ過ぎない限りは、強いにおいになることは少ないので、マウスウォッシュや歯みがきでも対応できるでしょう。
にんにくのにおいを消す方法について詳しく解説している記事もあるので、興味のあるかたはどうぞ。
黒にんにくは炊飯器を使って自宅でも作れる
黒にんにくが市販されているのを見たことがある人はいるでしょう。
ただ、手間がかかっている食品だけに、値段もなかなかのもの。
「毎日食べるにはお金がかかりすぎる」といった方は、自宅で黒にんにくを作ってみてはいかがでしょうか。
実は、家庭用の炊飯器さえあれば、黒にんにくは手作りできるのです。
ここでは、炊飯器を使った黒にんにくの作り方や、作る際の注意点について解説します。
自宅で黒にんにくを作るために用意する材料や物は次の通りです。
【材料・必要な物】
- にんにく球(中)15個程度
- ガーゼまたはペーパータオル1枚
- 炊飯器の底に置く竹かごや竹ざる
- 保温機能がついた炊飯器
次の手順で作れます。
- 炊飯器の底に竹かごを置き、なるべくすき間を少なくしてにんにくを詰める
- 詰めたにんにくの上にペーパータオルまたはガーゼをかける
- 保温スイッチを入れ、1日1回上下を入れ替える
- 10日~2週間ほど保温状態にする
- 一度皮をむいて熟成の状態を確かめる
- 黒くねっとりとして、辛みがなくなっていたら炊飯器から取り出す
- 網やザルに入れて1日干して完成
一度熟成の状態を確認したときに、水分が多くべちゃっとしていることがあります。
炊飯器のふたに割り箸などを挟んですき間を空け、数日かけて水分を飛ばしましょう。
逆に水分が少なく固くなっている場合は、炊飯器の蒸気口をアルミホイルでおおったり、炊飯器の底に少し水を入れて、数日間様子を見ます。
黒にんにくを作る際に、ひとつ注意しなければならないのが「におい」の問題です。
熟成中にかなり強いにおいが出るため、自宅や周囲に迷惑がかかる場所は避けた方がいいでしょう。
また、炊飯器にもにおいが移ってしまうため、使わなくなった炊飯器などを活用することがおすすめです。
ちなみに、上記の作り方の前に、にんにくを1日ほど酢または酒に浸しておくことで、熟成中のにおいを抑えられます。
黒にんにくを食べて体への良い効果を実感しよう
本記事では、黒にんにくの体に良い効果について解説してきました。
黒にんにくは「自然のサプリ」と呼ばれるほど、体への良い効果が実証されています。
男性にも女性にも、嬉しい効能がたくさんあるので、体を健康に保ちたい方はぜひお試しください。
また、おすすめの食べ方や自宅での作り方についても解説しました。
「毎日食べたいけど買うのが大変」といった方は、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか。
株式会社gellaでは、あきたしらかみにんにくで作った黒にんにくを販売しています。
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黒にんにくで健康的な毎日を楽しみましょう